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浪江-請戸

着彩模型

浪江町請戸地区は太平洋沿岸部に位置する人口1,800人(震災以前)程度の集落であった。集落北部を流れる請戸川河口に位置する請戸港を中心とした漁業、及び、稲作等の農業が共存する地帯であり、また安波祭りや田植踊など海と陸の文化が融合した固有の伝統が守られてきた地域である。高低差がほとんどない平地に発展したため、東北太平洋沖地震に伴う大津波によって、地区全域が壊滅的な被害を受けた。現在ほとんど構造物は残っておらず、その土台を残すのみである。また同地区は福島第一原子力発電所より10km圏内に位置しており、福島第一原子力発電所事故とその後の放射能漏れの影響により、2011年3月12日に避難区域に指定された。2013年4月現在、避難指示解除準備区域の指定は受けているが、復旧復興の目処がたてられず、住民達は、未だ県内県外において分散した避難生活を余儀なくされている
制作地域
福島県双葉郡浪江町請戸地区
制作年度
2013.2
制作者
神戸大学槻橋研究室+学生有志
ワークショップ-1
「記憶の街ワークショップ for 浪江町」
開催期間:20132.22~26
開催場所:二本松市市民交流センター2F
ワークショップ-2
「記憶の街ワークショップ for 浪江町」
開催期間:2014.2.5(水)~11(火)
開催会場:二本松市市民交流センター3F 市民ギャラリー
縮尺
1/500
制作範囲
1000m ×2000m
模型サイズ
2m ×4m
東日本大震災復興支援「失われた街」—LOST HOMES—模型復元プロジェクト